最終更新日:2024.10.22
基本的に、WordPressは最新バージョンを利用することが推奨されています。2022年8月現在、WordPressの最新バージョンはWordPress 6.0.1です。このバージョンの動作において、推奨されるPHPバージョンはPHP 7.4 以上となっています。
参考:WordPress公式サイト
https://ja.WordPress.org/about/requirements/
PHPバージョンが低いサーバを使っている場合、サーバのPHPバージョンを上げ、最新バージョンのWordPressが動作する環境にしておくことをおすすめします。
WordPressは最新バージョンをインストールしましょう
最新バージョンのWordPressをインストールした方がよい理由は、大きく分けて2つあります。
ひとつはセキュリティ対策も最新であるということ。もうひとつは、新機能が利用できることです。
すでに運用しているWordPressサイトのバージョンをアップデートしてしまうと、テーマやプラグインが使えなくなるデメリットもあります。
古いバージョンであっても、脆弱性が発見され次第、セキュリティ対策のためのアップデートが更新されますが、古すぎるバージョンだとその更新頻度も低く、それだけセキュリティリスクも高まります。
WordPressを新規にインストールする時や既存サイトをリニューアルする際には、その時点の最新バージョンをインストールするようにしましょう。
サーバーのPHPバージョンを古いままにしてはいけない理由
WordPressの利用の有無に関わらず、サーバのPHPバージョンは最新にしておくことが推奨されています。古いバージョンのPHPは最新バージョンと比べて、セキュリティの面で脆弱なため、ハッキングされるリスクが高くなります。
ウェブサイトがハッキングされてしまうと、サイトの改ざんや個人情報の漏洩などの被害を受ける可能性が高くなります。
2022年8月現在、すでにPHP 7.3までPHPの公式のセキュリティサポートが終了しており、重大なセキュリティに関わる修正が行われません。
PHPバージョンのサポート状況(英語サイト)
https://www.php.net/supported-versions.php
そのため、PHPバージョンは最低でもPHP 7.4以上に保っておく必要があります。またこのPHP 7.4のセキュリティサポートも2022年11月に終了します。
これからPHPバージョンをアップデートする場合はPHP 8かPHP 8.1にしておきましょう(2022年8月現在)。
サーバのPHPバージョンをアップデートするには
PHPバージョンをアップデートする前に
すでにWordPressをインストールしている場合、サーバのPHPバージョンをアップデートすることで、WordPressサイトに影響が出ることがあります。まずは、運用しているWordPressサイトのバックアップをとりましょう。
レンタルサーバ(ホスティングサービス)を利用しているのであれば、PHPバージョンのアップデートは、各サーバのコントロールパネルより変更できる場合が多いです。
詳しくはご利用のレンタルサーバの公式サイトのQ&Aページを確認してみてください。
レンタルサーバ以外のサーバのアップデートの場合、専門知識が必要になります。ご契約しているサーバの管理会社様などにお問い合わせください。
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新しいバージョンのWordPressを動作させるためには、PHPのバージョンアップも必要となります。詳しくは以下、エンジニアの回答をご参照ください。