最終更新日:2024.10.22
ブロックエディタ はWordPressのバージョン5.0から導入されています。
まず、WordPressがブロックエディタに対応しているバージョンかどうかご確認ください。
WordPressのバージョンは、メニューの「ダッシュボード」→「ホーム」の「概要」パネルに記載があります。
記載がない場合は非表示の設定にカスタマイズされている可能性がありますが、ご依頼いただければ、弊社にてバージョンをお調べすることもできます。
WordPressのバージョンが古い
バージョンが5.0よりも前のWordPressをお使いでしたら、ブロックエディタ を利用するためにはWordPressのバージョンアップを行う必要があります。
必ずサーバ上のファイルとデータベースのバックアップを取ってから、バージョンアップを行ってください。
お気をつけいただきたい点として、WordPress本体をアップデートすることで、プラグインが動作しなくなることがあります。お使いのプラグインが、最新のバージョンのWordPressに対応したプラグインかどうかを事前にご確認いただくと安心です。以下のQ&Aもご参照ください。
クラシックエディタが有効化されている
バージョンが5.0以上のWordPressをお使いで、ブロックエディタではない場合は、メニューの「プラグイン」から、「クラシックエディタ プラグイン」が「有効化」されているかどうかをご確認ください。
クラシックエディタ プラグインが有効化されていたら、「無効化」していただくことでブロックエディタ に切り替わります。
ユーザごとにエディタを使い分けたい時には、クラシックエディタ プラグインを有効にしたまま、「設定」→「投稿設定」の画面で「すべてのユーザーのデフォルトエディター」を「ブロックエディタ」に変更したり、「ユーザーにエディターの切り替えを許可」する設定にすることができます。マルチサイトでは、「サイトネットワーク設定」で同様の設定ができます。
エディタ自体を表示しない設定になっている
クラシックエディタ プラグインが入っていなかったり、無効化してもブロックエディタが表示されない場合は、以下のような原因が考えられます。
・ユーザーの個人設定で「ビジュアルリッチエディターを使用しない」設定になっている。
・使用しているテーマがブロックエディタ を表示しないようカスタマイズされている。
カスタムフィールド を使用している投稿画面など、意図的にエディタが非表示に設定されていたり、エディタへの入力がサイトに反映されない仕様にカスタマイズされていることもあります。
そのままの方が使い勝手が良い、ということもあるかもしれませんが、部分的にブロックエディタをお使いになりたい場合は、カスタマイズを加えて、ブロックエディタを使用する部分と使用しない部分を使い分けることができます。
ブロックエディタの操作に不具合がある
ブロックエディタ が表示されても、操作できない、下書き保存や公開ができないなどのトラブルが起こる場合は、以下のような原因が考えられます。
・WordPressのRestAPI機能を停止している。
・サーバのWAF(ファイアーウォール)が有効になっていて、その設定が影響している。
・ブロックエディタに対応していないプラグインが不具合を起こしている。
このような不具合は、簡単に解決できないものもありますので、専門家にご相談されることをおすすめします。
ブロックエディタを使用することで、記事投稿のレイアウトやデザイン表現の幅が広がります。また、固定ページにブロックエディタを導入することで、自社でのページ更新が可能になり、コストダウンにもつながります。
ブロックエディタへの移行でお困りのことがございましたら、ぜひ、お気軽にご相談ください。
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「固定ページ」に導入すれば、これまで制作会社に依頼していた修正も、クライアント様側でできるようになります。例えば、コーポレートサイトの「会社情報」などは年度がわりによって、「社員数」や「沿革」や「拠点情報」等を、制作会社に依頼して修正していたと思いますが、こういった修正も自社でできるようになるはずです。